その恋はあなたに幸せをくれますか?
花火を見ると、心から夏を感じる。
そういえば、若い頃は花火みたいな恋ばかりしていたなぁ。一気に燃えて夢中になって、傷ついたり傷つけられたりして、終わりを迎える。燃え尽きた先にはあるのは別れだってこと、わからなかったわけじゃないのに。
きっとその頃の私は寂しかったんだろう。寂しさをまぎらわすためにする恋は、ある意味麻薬。恋という麻薬には、人のこころの痛みを和らげたり忘れさせたりする効果があるからね。しかし恋に蝕まれた結果、身も心もぼろぼろになることも。
私の経験からいわせてもらうと、寂しさや何かから逃げるために始まった恋愛というのは、大抵が長続きしない。続いたとしても、愛のベクトルが互いを伸ばす方向に向かいにくかったりする。だってそんな時の自分は「相手」を愛することと「自分自身」を愛することを履き違えやすいから。
自分の寂しさやむなしさをうめてくれることが第一で、相手がどんな人か良く見極めないで付き合うと、抱えている問題が解決したり、新しい目標が見つかったり、前向きに生きる意欲が目覚めて来た時、相手が色褪せて見えるようになる。そうすると、今までは可能だった寂しさを埋めるための譲歩や、自分や周りの都合のためにする我慢が難しくなってくる。そこで訪れるのが、いさかいや諦め、無関心や別れである。
それがわかるようになってからかな。破滅の方向に向かう恋よりも、建設の方向に育てられる愛をじっくり吟味したい、そう思えるようになれたのは。
夏の花火のような瞬間的で勢いのある恋もまた、素晴らしい。どんな恋でも、その時の自分に生きる力と喜びをもたらしてくれたのなら、それは人生の宝物。
ただね、女は30過ぎたら感情と理性、理想と現実、そのバランスを大切にすべきだと思うのよ。同じことの繰り返しをし続けるほど、もう若くはないのだから。
その恋が「これからの自分」に素敵な笑顔をもたらしてくれるか?そう立ち止まって考える時間と、鏡になって映し出してくれる友達を大切にしていこう☆


