三角関係
占いの現場には、三角関係で悩む方が数多くいらっしゃる。
彼と自分ともう一人の女性(彼女・奥さん・お姑さん)。
自分と彼ともう一人の男性。
絡みあった縁の糸の狭間で迷い、惑い、苦しむ。
三角関係という言葉には、なんだか泥ついた印象がついてまわるものだが、人間の関係を客観的に考察してみると、三角形だからこそ調和の取れている仲が、世の中にはたくさん存在するのが現実。
なぜなら、数字の2で表す対立する2つのものを、調停・解決するプラス1が加わったことによって、安定した状態を作り出せるのが、3という数の持つエネルギーだから。
そして3は、2の緊張状態を緩和してくれる数でもある。
人は、今の自分に必要なものや足りないものを、得たり側に置いたり、その力を借りたりして、心のバランスをはかろうとする。それをもう一人の異性に求めた結果が、いわゆる三角関係。
また、「ないものねだり」や「貪欲さ」が生み出した産物であることも。
一人の人にすべてを望めるのだとしたら、三角関係に頭を悩ませる人の数は減るに違いない。
しかし、人間として異性として、完璧な人などいるはずがなく、多欲で時に残酷なのが、人間という生きもの。人の気持ちより、自分の気持ちや欲望を優先させてしまうことがあっても仕方のない話。強いように見えても、弱いのが人間だからだ。
私は三角関係について、こういう考えを持っている。3という数字は、タロットガードでいえば「女帝」
女帝の象意は繁栄、安楽、豊かさ、育む精神、生産性、実り。
そして、数字の持つエネルギー性でいうと、3は発展数であり、やはり繁栄と成功をあらわす。
つまり3をポジティブに考えてしまえばいいのだと。
「三位一体」という感じかな。
3がネガティブになるのは、そこに嫉妬や独占欲といった感情を入りこませてしまっているから。
それらの負の感情を流し、プラスの思考に変えていくことが、笑顔でいられる方法なんだと私は思う。
「私に足りないものを、あの女性が持ってくれていて、それであの人が幸せなら私も幸せ。」
「彼に求められないものを、この男性は与えてくれていて、そのおかげで満たされ優しくなれた私が、彼ら二人に対しても世の中に対しても、温かい気持ちで接することが出来たなら幸せ。」という風に。
大きな視点から愛をとらえたら、行き着くところは博愛であり、慈愛、人間愛になるのかもしれないね。
三角関係は愛のスケールを広げる学校。大切なのは、そこから何を得、何を学ぶか。
視点を変えて、今の自分やあの人のことを見つめてみよう。



